こんにちは♡
omochichanです。
今日は、『体外受精–採卵まで–』の続きを書こうと思います。
胚移植へ
1回取り出した卵子と精子を受精させて
受精した卵を胚盤胞まで育てて、子宮に戻す。
文章にすると、めちゃくちゃ高度医療って感じますね。
実際やってる本人は、先生の話を聞いて、言われた通りに進んでいるだけで
自分のやっている治療に対して、すごいことしてるっていう感覚がなくて
麻痺しています。
流れ作業のような…こなしているって感じです。
○2021年2月1日 胚移植○
胚移植の日が決まったと旦那さんに伝えたら、仕事の予定を調整してくれて、
2人とも午後休みにして、一緒に行きました。
1人で行くつもりにしていたので、嬉しかったです。
胚移植は、事前の食事制限などもなく、時間通りに来院するだけでOKでした。
移植前の診察で、
受精卵の中で一番綺麗な卵を戻すよ。と先生に言われました。
術衣に着替えて、手術室へ入ると培養師さんが挨拶をしてくれてました。
この人が私たちの卵を育ててくれた人ですよね。すごい人の力借りてる感じ。。
手術台に横になりました。
恐怖心はあまりなかったです。
何度も名前を確認され、
先生がエコーで子宮の状態を最終確認。
子宮内に受精卵を戻した後、エコーの画像で自分の中に返ってきたのが見えました。
無事、私の体に戻ってきたー!
あとは着床してくれるのを願うだけです。
移植後の擬似妊婦の体験
受精卵がお腹の中に戻ってきて、
相変わらずお腹がまんまるに張って、パンパンでしんどかったです。
移植後も膣座薬、飲み薬、注射で薬だらけ。
ホルモンの状態を薬で調整しているからなのか情緒不安定状態。
薬のせいなのか、日々の仕事のストレスなのかは不明でしたが、
明らかに精神状態がおかしかった( ; ; )
仕事で、不妊治療を忘れて気が紛れるっていう良い側面もあるけど、
私の場合は、仕事で頭がいっぱいになり過ぎました。
前向きに楽しくやれてたら良いけど、そうじゃないのが問題でした。
職場を出た瞬間、帰り道で泣きながら旦那さんに電話したり、
帰ってきては泣いたり。。。
職場で特別嫌なことがあった訳ではなく、
職場でのストレス状態が溢れて、1日の最後に涙が溢れるって感じでした。
しんどそうな私を見て、
大事な時期やねんから、自分でちゃんと調整して早く帰ってこないとあかんでー
って旦那さんから言われました。
朝から体調もよくないし、今日こそ早く帰ろう!って思って行くのに、
結局毎日定時に帰れなくて、
23時ころに帰宅したことがありました。
さすがにこの時は、旦那さんから
体もしんどくて、痛い思いもしてやってる治療の大事な時期やねんから
少しでもうまくいくように、後悔しないように治療を優先しないと。
って言われました。
私の様子が、正常じゃなかったので、それ以上は言われませんでした。
けど、今回の体外受精がダメだったら、
強制的に仕事をセーブしてからでないと次はやらないと決めていたみたいです。
一方でお腹は、ずっとまん丸に張って、
受精卵がお腹にあると思うと、妊娠しているかのような気分になりました。
妊婦さんってこんな感じなのかな〜って思ったり…
お腹に少し気を使ったり、大切にしよう。と思うようになりました。
今までのタイミング療法や人工授精とは大きく違う部分でした。
しかも、この頃なぜが辛いものが無性に食べたくなったり、
味覚が変わった?!と妊娠の超初期症状?と期待したりしました。
妊娠判定までは約2週間。
期待もありつつ、なんだかワクワクしていたと思います。
運命の判定日
○2021年2月13日 判定日○
胚移植から2週間で判定日が来ました。
採血の結果で妊娠しているかがわかります。
旦那さんも一緒に行ってくれて、
結果が出るまで、カフェで時間をを潰しました。
2人とも今から妊娠判定を聞きにいくという実感がなくて、いつも通りでした。
でも内心、「妊娠してます」って言われたら
飛び上がって喜ぶやろうなぁって思っていました。
結果がでる時間に病院に戻り、診察室に呼ばれました。
先生から
「ダメでしたね。ホルモン値が低いから妊娠してないですね。今回は残念でしたね」と言われました。
私たちはそうですか。としか言えませんでした。
ダメだった理由や原因が説明される訳でもなく、
もう一回チャレンジしましょうか。と次の話。
また生理3日目にきてください。と言われてこの日の診察は終了。
診察室からでて待合室の椅子に座ったら涙が溢れてきました。
悲しくて涙が止まらなかった。
どんどん勝手に涙が溢れてきました。
初めての体外受精で期待していたのでショックが大きかったです。
この時、はじめて不妊治療の辛さが少しだけわかった気がしました。
知りたくなかった辛さが、心にぐさっと刺さったような感覚でした。
不妊治療の辛さに直面
「不妊治療は、ゴールの見えないもの」
聞いたことはあったけど、実感はなかった。
検査で異常のない体だし、体外受精まですれば妊娠する。
と思っていました。
判定日から数日は、
自分にはもう子供ができないんじゃないかって考えるようになって、
道で子供連れのファミリーを見るだけで、苦しくて涙が溢れました。
旦那さんが寝た後に、布団の中で泣いたりしていました。
体外受精がダメだったことによって、
妊娠できるという自信が一気に無くなりました。
なんで私は妊娠できないんだろう。って考えても意味のないことを
考えたりもしました。
この頃は本当に辛かった。
気持ちを言葉にするのが難しくて、
この時ばかりは旦那さんにもうまく伝えられなかった気がします。
今後の治療に向けて
今後の治療の方向としては、
凍結卵が4個あるので、採卵はせずに胚移植から行うことになります。
ただ、治療を続けるにあたって旦那さんと話し合いました。
旦那さんは、
仕事を辞めて一旦休んでほしい。という想いでした。
理由は、私が鬱状態になりかけていると感じていたからです。
話す時に震えたり、視線が合わなかったり、急に泣き出したり、、
自分で仕事のコントロールができればいいけど、
追われている強迫観念から何よりも仕事を優先してしまう状態だったので、
強制的に仕事から離れないと心が潰れる。
そこにプラスで不妊治療をやるなんて、
さらにしんどいだけで、治療を優先することができない。という考えでした。
私は、なかなか答えが出せませんでした。
仕事を辞める決断ができなかったです。
しんどくて、辛いのに不思議ですね。
約10年間やってきた仕事だけど、
まだ課題がたくさんあって、改善するために試したいことがあって、
もっとこうしたら良くなるんじゃないかって考えてることもあって、
やりがいもあって、悩みました。
毎日遅くまで話し合って、
なかなかお互いの気持ちが伝わりきらないこともありました。
旦那さんから、仕事なんて辞めてからどうにでもなる。
誰が考えても優先は、休息。その次に不妊治療。と言われ、
理解はできるけど、
自分の仕事を軽く見られているような気がして、辛かった。
積み上げてきたものがなくなる怖さもあったし、
なんで、不妊治療のために仕事辞めないといけないんだろうって思ったり、
辞めるタイミングは自分で決めたい。
辞めて何したらいいんやろう。
私が私じゃなくなる。とか色々考え出して、
考えがまとまらなくなりました。
旦那さんは辞めてほしいと思ってる。それを自分に納得させよう。辞めた方がいいんだ!と言い聞かせるように考えてたけど、
旦那さんから「〇〇は、どうしたい?」って聞かれて、ハッとしました。
私自身が自分の気持ちを聞いてあげれてなかった。
旦那さんの質問に、「辞めたくない」って答えて
自分の気持ちが明確になりました。
そしたら、「辞めないでいい方法を考えよう」って言ってくれて、
この時、本当に救われました。
結局、私の出した答えは、1年間の休職が可能かを職場に相談して
ダメだったら辞める方向で考えるというものでした。
テレワークや時短も考えたけど、中途半端に仕事に関わっている間は、
調整できないだろうと思ったので休職か退職の二択にしました。
職場にはすぐに相談して、休職を受け入れてくれました。
時期は3ヶ月後の2021年5月から休むことに決まりました。
まさか自分が仕事を休職することになるなんて思ってもみませんでした。
旦那さんが固い意志を持って、絶対休んだ方がいい。って説得してくれたことに感謝しています。
こうやって半年前のブログを書いて気が付くことがたくさんあります。
不妊治療で悩んでる人、仕事のストレスで悩んでいる人、
たくさんいると思うけど、自分を大切にできる方法を選択して生きていいと思います。
甘えてるとか、もっと頑張ってる人もいるとか、考えるかもしれないけど、
誰と比べて甘えてるの?
誰と比べて頑張ってないの?
キャパって人それぞれやし、比べる必要なんてない。
自分のことを奮い立たせて向上心のある人ほどそう考えちゃうと思う。
その時点でもう自分を認めて、自分だけのことを考えて選択しよう。
私はそう思うようになりました。
人と比べたりすることはあるけど、そうすると答えがブレてしまう。
だから、意識して「自分は何が嬉しいかな。楽しいかな。」とか、
「大切なものを大切にできる方法は何かな」って考えるようにしてる。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。